懇親会放浪記

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Amazon Glacierでクラウド破産は都市伝説に。

(去年Facebookに書いて反応が多かったのでこちらにも書いておきます)

Amazon Glacierについて聞かれたので改めて調べたら、全くの別物になっていた。
(自分じゃ使わないのでAWS SAプロ試験の時に調べたぐらいですからアップデートを把握していなくて今更驚いた自分w)

Glacierといえば

Amazon Glacierといえば、ぐぐると「Glacierでクラウド破産」なんて言葉が出てくるほど。
バックアップ用途としてのイメージが強いようですが、それをやるからリストア時にGlacier破産するのです。
バックアップというのはリストア時にはほぼ全てのデータをすぐに読み出す必要がありますから当然ですね。
料金体系と仕組みを読むと、これの適した用途はログなどを長期保存しておき、監査や事件発生時の調査などで過去ログを調査する必要があった時に、保存情報の『一部分だけ』を読み出す。といった使い方なのでしょう。

そんなGlacierだったけど

しかしです。そんなGlacierだったけど…
悪名高い「ピーク復元レート」は廃止されていた。

料金 - Amazon Glacier(オブジェクトストレージ)|AWS
単純にデータ量課金になったので1時間で取り出しても1ヶ月かけてのんびり取り出しても料金が同じに。
最速のデータアクセス時間(1~5分)を選択しても$0.033/GBであります。
というわけで以前のGlacierクラウド破産は都市伝説となったのでした。

 

余談

この変更は試験問題に反映されるのだろうかw