懇親会放浪記

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AWS SA PRO 試験のポイント

AWS認定ソリューションアーキテクト - プロフェッショナル (PSA)

最近この試験についてよく尋ねられますのでブログにしておきます。
先週のCLI支部懇親会でも話した合格へのポイントですが

「実務でやってないことは試験でもできない」
「何を求めているのか問題文を焦らず読み解く」
「わからない問題はさっさと諦め他の問題に注力する」
だと思っています。

1つめは実務でやればできるけど担当外の業務は通常経験できません。
それに試験のために担当業務を変更するなんてありえないですよね。そこで
「苦手分野は諦め、得意分野を極める」
とするほうが効率的です。
合格ラインは65%と言われていますから、
得意分野で失点しなければ合格できるだろうという計算です。
(63%でも合格したという人もいれば逆に落ちたという人もいるので安全圏は65%)

2つめが自分の主義主張を持っている技術者には難しい。
「何を求めているのか」を問題文から読み解く重要さです。
特にコストが要件の問題をアーキテクチャや高可用性ありきで考えがちです。
問題文に書かれていない物は求められていないので気にせず要件のみで考えましょう。
(非現実的かとかそんなこと考えてはいけません。問題文の要件を満たせば良い)

3つめは試験に合格するための単純なテクニックなのですが、
試験時間を問題数で均等割すると1問あたり2分しかありません。
苦手な問題は飛ばしまして後で時間が余ったらに(多分無い)。
全問解くのは一部のプロを除き不可能です。合理的に行きましょう。


はい、そんな方針で受験をすると

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わかりやすい成績になります。
自分はISP出身でネットワークやセキュリティは専門ですが、開発とは全く無縁です。
コストも予算を潤沢に使える企業にいるせいかあまり気にしないんですよね。
それらが素直に現れた成績になっています。
合格すれば何でも良し。取れる所で得点しましょう。

 

何人が持っている?

2018年春の時点で有効なプロフェッショナルレベル認定者は日本で600名弱です。
クラウドのプロ人材が不足しているのも納得ですね。 (2018年6月追記)